500円で読める『ビットコインはどのようにして動いているのか?』

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相場の高騰が取りざたされることが常であるビットコイン。ビットコインの仕組みは、「銀行のような企業ではなくコンピュータによるもの」ということは理解しているけど、実際にどのようなシステムで動いているのか説明してくれと言われると、回答に窮する人がほとんどではないでしょうか。

それもそのはずで、暗号技術なんてものは「とっつきにくい」し、アルゴリズムなんて言われても「なんだよそれ」だからです。斯く言うぼくも同じでした。この多くの人が理解しがたい「ビットコインの仕組み」について。著者の大石哲之氏は、この本で真正面から読者の疑問を解決しています。


ビットコインはどのようにして動いているのか?

著者の大石哲之氏について

この本を書いた大石哲之氏は、日本のビットコイン界隈では名の知れた人物で、日本デジタルマネー協会の理事を務めています。コンサル会社から転職し、事業を立ち上げ、その後は作家やブロガーとして活動をしているようです。

著書に、『コンサル一年目が学ぶこと』や、『3分でわかるロジカル・シンキングの基本
などがあり、難解な物事をわかりやすい解説することに長けています。近年はビットコイン関連の事業に関わっており、実際にこの本でもビットコインの難解な仕組みについてとてもわかりやすく書かれています。

ビットコインを支える三種の神器

そんなビットコインを支えるのは、電子署名(公開鍵暗号)、ブロックチェーン、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)アルゴリズムと呼ばれる3つの技術です。

詳しくは本書を読んでもらうとして、それぞれの特徴について簡単に要約すると、

  1. 電子署名で送金者が本人であることを確認する
  2. ブロックチェーンで中央の管理者に拠らないデータベースを作る
  3. PoWアルゴリズムでブロックチェーンのハッキングを防ぐ

といったことに、それぞれの技術が使われています。

これだけ聞くと、「何を言っているかわからない」になるかもしれません。しかし、この本を読み終えるころには、「この3つの技術がどのようにビットコインを動かしているのか」を理解できるようになっています。

ビットコインの未来

この本の最後の章は、世界初のインターネットブラウザを開発し時代を切り開いたソフトウェア開発者で起業家マーク・アンドリーセン氏が、ニューヨーク・タイムズに寄稿した「なぜビットコインは重要か」という寄稿文を引用して締めくくられています。

このような仕組みは今までの私たちの社会にはなかったことです。私たちの社会は、常に一定の権力を必要としてきました。中央の権力者に一定の権力を、選挙であれ、管理者であれ、与えることによって社会を維持してきました。国家や権力と自由とのバランスは、悩ましいトレードオフでした。

ビットコインの合意形成の仕組みは、私たちの社会で初めて、個人と個人が対等な関係で結びつく緩やかなネットワークの中で、お互いの共通の合意を形成することができるということを示唆しています。

技術的に、とても大きなブレイクスルーを成し遂げたと言っても過言ではないビットコイン。個人的にも、「中央の管理者がいなくても正しい合意形成が可能になった」ことの価値は計り知れないものであると感じます。

巷では、「ビットコインは詐欺だ」「仮想通貨バブルだ」などとよく言われています。しかし、そう発言する人たちでインターネットや暗号の歴史を理解した上で、この仕組みの価値を議論している人は少ないのではないでしょうか?

まとめ

ビットコインの仕組みについて、この本以上に初心者向けにわかりやすく解説された本ないでしょう。専門的な言葉も平易な表現を多用することで、わかりやすく仕上げられています。

本の構成も、読み進めるごとに『ビットコインがどのようにして動いているのか?』という問いの答えが明らかになるよう構成されていて、読んでいてとても面白かったです。

度々に議論されるビットコインの「値上がり」だけでなく、「どのように動いているのか?」という「仕組み」の部分について知りたい人に本書をオススメします。Kindleで500円で買えるので、ぜひ、読んでみてください!


ビットコインはどのようにして動いているのか? ビザンチン将軍問題、ハッシュ関数、ブロックチェーン、PoWプロトコル

※「kindleは持ってないから読めないよー」と言っている人をたまに見ますが、
スマホにkindleアプリをダウンロードすれば、どこでもすぐに本が読めます。

アプリは無料でダウンロードできるので、ぜひこの機会にKindleアプリをダウンロードしてみてください!


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