仮想通貨「IOTA(アイオータ)」がもたらすビットコインの未来

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iPhoneが誕生してからちょうど10年。先日、Appleはそれを表した「iPhone X(テン)」を発表しました。

この10年、世界中でスマートフォンが製造されるようになり、2016年には年間で約13億6000万台ものスマートフォンが出荷されています。

日常生活が便利になったことはもちろんですが、これは視点を変えて見ると、世界中の人がカメラとセンサーを搭載したコンピューターを持ち歩くようになったということを意味します。

これまで集められなかった量のデータが収集されるようになり、それらのデータをもとに統計処理を行う「人工知能:AI」が、実社会に影響を及ぼし始めました。

同時に、毎年カメラやセンサーが大量に生産されるおかげで、それらのコストが安くなり、「これをあらゆるモノに取り付けてスマホ化しよう」という試みがなされています。

それが、「IoT(Internet of things:モノのインターネット化)」と呼ばれる試みです。

これから、あらゆるモノがインターネットに常時接続されるようになり、社会が劇的に変わると言われています。

さらに、その発展を後押しするのが、高度に暗号化された大量のデータのやり取りをP2P(Peer to Peer:直接通信)で実行する技術です。

改ざん不可能なデータのやり取りを、P2Pで実行できるようになると、IoTで繋がった機械同士が「決済」というコミュニケーションを取れるようになります。

「それで何がどう便利になるの?」というと、よく挙げられるのが「信号機」と「自動運転車」がお金のやり取りをするようになり、交通渋滞が起こらない社会を実現できる!という例です。

ケガ人などの急を要する人は、信号にお金を払うとノンストップ(青信号)で病院までいけるようになります。あらゆる場面で無人化が進むような社会をイメージしてもらえれば分かりやすいかもしれません。

その仕組みを実現させる技術の候補に上がっているのが、ビットコインの根幹となる技術であるブロックチェーンです。

ブロックチェーンは、非中央集権的に改ざん不可能なデータのやり取りをP2Pで行うことができるという点で、IoT社会に適した技術だといえます。

しかし現状、ビットコインは承認にかかる時間や手数料が大きすぎるため、機械同士のやり取りに使われるような少額送金(マイクロペイメント)には使えません。

その点を改善するために開発されたのが「アイオータ(IOTA)」という仮想通貨なのです。

※「アイオタ」や「イオタ」とも呼ばれる

「IOTA(アイオータ)」とは?

IOTAは2015年に公表された、比較的新しい仮想通貨です。

モノのインターネット化が進む時代に最適化された仮想通貨で、名前の由来も「IoT」によるものです。

ビットコインなど、現行のブロックチェーンが抱える2つの問題(スケーラビリティと取引手数料)を解決することを目的としています。

日本語で詳細に説明されているものがなかったので、IOTAの開発者であるドミニク氏が公開している「IOTA(アイオータ)教本」の概要を読み解いていきたいとおもいます。

なぜIOTAが開発されたのか

原文:The main reason why IOTA was created is to enable and to be the backbone of the Machine Economy. We envision a future where Machines trade resources (computation, electricity, storage, bandwidth, data etc.) and services with each other without the involvement of any third party — purely Machine-to-Machine.

翻訳:IOTAが開発された主な理由は、機械経済のインフラとなることです。私たちは、マシン(機械、電気、ストレージ、帯域幅、データなど)とサービスを、第三者の関与なしに、つまりマシンtoマシンで互いに交換する未来を想像します。

by Dominik Schiener A Primer on IOTAより引用

これを読むと、IOTAがIoT時代への最適化を目指して作られていることがわかります。

注目したいのは、機械から電気、帯域幅までを第三者の仲介なしに、マシンがやり取りをする未来という点です。

これにより、先述の「信号機」と「車」のような機械同士のやり取りが、世界中で行われるようになるかもしれません。

マイクロペイメントで「1銭」単位の送金が可能に

原文:we really perceive IOTA to be the backbone of all current and future micropayment and nanopayment use cases.

翻訳:私たちは、IOTAが現在および将来のすべてのマイクロペイメントおよびナノペイメントの使用事例のバックボーンであると強く認識しています。

by Dominik Schiener A Primer on IOTAより引用

IOTAの最大の特徴は、送金手数料が無料だといういことです。

専門的なことは省略しますが(解釈が難しい)、Tangleと呼ばれるブロックチェーンに代わるシステムを使うことで、送金にかかるコストを無くしているようです。

Tangleを使うことで、各デバイス間のデータのやり取りが安全に行えるようになる(データの改ざんをなくせる)ので、ブロックチェーンよりIoT時代に特化した技術だと注目を集めています。

ブロックチェーンに比べ、スケーラビリティが高い

原文:The more transactions are made, the more secure and the more efficient the Tangle gets.

翻訳:より多くのトランザクションが行われるほど、より安全でより効率的なTangleが得られます。

by Dominik Schiener A Primer on IOTAより引用

先述のブロックチェーンに代わるシステムは、「DAG(Directed Acyclic Graph)」と呼ばれています。

直訳すると「非循環有向グラフ」となります。DAGはスケーリングに優れており、より多くのトランザクションを処理できる能力に長けているという特徴があります。

これは、ビットコインのような取引渋滞問題が起こらず、理論上は無制限に取引を行えるということを意味します。

まとめ

IOTAがビットコインと比べて優れている点は大きく分けて2つ。

  1. 送金手数料が無料で、理論上は1銭単位での送金も可能
  2. スケーラビリティが高く、取引の渋滞問題が起こらない

さらに、IOTA(アイオータ)への注目度の高さは、価格の値上がり率の高さからも読み解くことができます。

初めて世に出たとき(ICO時)には約3億円だった時価総額が、今や1800億円近くまで高騰しているのです。

※IOTAは日本の取引所では取り扱われていません。海外のbitfinexという取引所で扱われています。

ぼく自身、決済の分野に関心が高いこともあり、勉強も兼ねて100Mi(時価6000円)のIOTA(アイオータ)を購入しました。

国内の取引所に上場することがあれば、一気に上がると思っているので、当面はこのまま塩漬けにしておきたいと思います。

以上、「仮想通貨「IOTA(アイオータ)」がもたらすビットコインの未来」でした。

実際に「IOTA」を購入する

以下の記事で、実際にぼくが「IOTA」を海外の取引所で購入した方法を、画像を使って紹介しています!

「IOTAの購入方法がわからない」「IOTAの買い方が知りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください!

「IOTAも日本の取引所で取引できるといいのに」 「海外の取引所に登録するのは怖いなー」 「価格が600倍に上がったなんて信じら…
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